書店員のここだけの・・・でもない話 15 「雑誌の号数〜4月なのに5月号とは?〜」
こんにちは!
中山店のパート③です(^-^)
皆さん、疑問に思ったことありませんか?
今は4月なのに、なぜ雑誌は5月号となっているのか⁈
まだ10月なのに雑誌はすでにクリスマスカラー・・・
などなど。
理由を一言で言うと
鮮度
です。
例えば月刊誌は、次の号が出るまで1ヶ月は売り場に置かれます。
4月になってもまだ3月号の表示のものが残ってたら、
古いなーと感じてしまうかも。
古い!と思ったら売り場から撤去される恐れがあるので、そうならないように先の表示になっています
どれくらい先の月日まで表示できるか決まっているので、例を挙げて説明します。
①週刊
発売日から
15日先まで。
『anan
3月29日号』
発売日:
3月22日
基本的には、「〇/〇〇号」は次の発売日になっている場合が多いです。
(曜日などにより、多少のズレはあります)
②月刊
発売日から
40日先まで。
『andGIRL
4月号』
発売日:
3月11日
ただし、
発売日が16日以降の月刊誌は
45日先まで。
『GINGER
5月号』
発売日:
3月23日
3月に発売されたのに、表示は
2ヶ月先の5月号となります。
③隔月刊
発売日から
40日先まで。
『暮しの手帖
4・5月号』
発売日:
3月25日
④月2回刊
発売日から
1ヶ月先まで。
『オレンジページ
4月17日号』
発売日:
4月1日
これも「〇/〇〇号」部分は次の発売日であることが多いです。
⑤季刊
発行期間を示す季節。
『おとなスタイル
春号』
発売日:
2月25日
⑥増刊
発売日から
40日先まで。
『vikka
4月号 (FUDGE4月号増刊)』
発売日:
3月11日
・・・というように決められています
4月なのに5月号、4月16日を過ぎたらもう6月号が売り場に並びます
先取りしすぎ!と思うかもしれませんが、こういう仕組みなのです(^-^)
疑問、解消しましたか?
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