書店員のここだけの・・・でもない話 15 「雑誌の号数〜4月なのに5月号とは?〜」

ブックセンターめいわ

2017年04月08日 11:57

こんにちは!

中山店のパート③です(^-^)

皆さん、疑問に思ったことありませんか?

今は4月なのに、なぜ雑誌は5月号となっているのか⁈

まだ10月なのに雑誌はすでにクリスマスカラー・・・

などなど。


理由を一言で言うと

鮮度

です。

例えば月刊誌は、次の号が出るまで1ヶ月は売り場に置かれます。
4月になってもまだ3月号の表示のものが残ってたら、古いなーと感じてしまうかも。

古い!と思ったら売り場から撤去される恐れがあるので、そうならないように先の表示になっています

どれくらい先の月日まで表示できるか決まっているので、例を挙げて説明します。


①週刊

発売日から15日先まで。


『anan 3月29日号
発売日:3月22日


基本的には、「〇/〇〇号」は次の発売日になっている場合が多いです。
(曜日などにより、多少のズレはあります)


②月刊

発売日から40日先まで。


『andGIRL 4月号
発売日:3月11日

ただし、発売日が16日以降の月刊誌は45日先まで。


『GINGER 5月号
発売日:3月23日

3月に発売されたのに、表示は2ヶ月先の5月号となります。


③隔月刊

発売日から40日先まで。


『暮しの手帖 4・5月号
発売日:3月25日


④月2回刊

発売日から1ヶ月先まで。


『オレンジページ 4月17日号
発売日:4月1日


これも「〇/〇〇号」部分は次の発売日であることが多いです。


⑤季刊

発行期間を示す季節。


『おとなスタイル 春号
発売日:2月25日


⑥増刊

発売日から40日先まで。


『vikka 4月号 (FUDGE4月号増刊)』
発売日:3月11日



・・・というように決められています


4月なのに5月号、4月16日を過ぎたらもう6月号が売り場に並びます

先取りしすぎ!と思うかもしれませんが、こういう仕組みなのです(^-^)


疑問、解消しましたか?



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