2017年09月18日
南日本新聞掲載記事
中山店アルバイトのSです。
大変遅くなりましたが、ご報告することがあります。
9/12(火)の南日本新聞の「We style」という紙面にて、自分にとっての“ギネス級漫画”を紹介する取材を受けました!!


私が紹介した漫画は、
『YAWARA!』(浦沢直樹著)、
『へうげもの』(山田芳裕著)、
『この世界の片隅に』(こうの史代著)
の3冊です。
紹介した漫画について少し書かせていただきますね。
1冊目『YAWARA!』は、「柔(やわら)」という名前の柔道の天才少女の成長を描いた漫画です。
柔道家の祖父の英才教育を受けて、柔道の天才として育った柔ですが、柔本人は柔道を嫌っていて普通の女の子になりたいと思っています。
しかし、度重なるオリンピックでの海外の強敵たちとの試合や柔道を通じてできた親友との出会いなどを経て、少しずつ柔道が好きになれていくというお話です。また、作者の演出がかなり上手で、柔の得意技である一本背負いがいつ炸裂するのかと読者も手に汗を握りながら試合を見ることができます。少し昔の漫画ですが、王道のエンタメという感じで今も面白く読むことができると思います。オススメです!
2冊目『へうげもの』は、戦国時代が舞台で、古田織部という武将が主人公の漫画です。
この漫画はちょっと変わっていて、「数寄」(芸道)がテーマになっています。
古田織部はその道の名人 千利休に弟子入りして、「数寄」の頂点を目指します。
戦国時代というと、戦ばかりの武骨なイメージでしたが、ちゃんと文化的なものも花開いていたということが分かる漫画です。
「へうげ(ひょうげ)る」とは、「おどける」「ふざける」の意味だそうで、それを戦国の世でも地でいこうとする主人公の行いを見るとつい笑ってしまいます。
ちなみにですが、鹿児島出身の歴史小説家 海音寺潮五郎の企画展「海音寺潮五郎の切捨御免!日本の歴史を点検する」が11/2(木)から、かごしま近代文学館で開催されます。その企画展に『へうげもの』の担当編集者さんがエッセイを寄稿されているそうです。→https://www.facebook.com/hyougemono55/posts/1655009544523773
海音寺潮五郎は、『へうげもの』の主人公 古田織部やその他の登場人物の数寄武将たちについても書いているとのことです。初めて知りました。
取材を受けた後にこのことを知り、思わぬつながりがあるのだなとビックリでした(笑)。
最後の3冊目『この世界の片隅に』は、去年映画化もされて話題になった漫画です。
戦時下に、広島から呉に嫁いだ、すずさんが主人公のお話です。
日常の生活をユーモアを織り交ぜながら描いていてクスリと笑える漫画ですが、やはり戦時中のお話…悲劇的なことが起こります、
しかし、それでもこの場所で生きていこうとする登場人物たちの姿に、こちらの心も震えざるをえません。
15日にDVD&Blu-rayが発売されてレンタルも開始されているようです。
映画は尺の問題で、原作のある重要な場面を削っています。映画版を観てから漫画を読むといろいろと分かる部分が多くて楽しめるのでオススメです。
私だけではなく、記事で取材を受けた方々が紹介した漫画を集めて並べたコーナーを設けております。コミックの新刊コーナーの2つ横です。

新聞の記事もありますので、未読の方は読んでいただけると大変うれしいです。
よろしくお願いいたします!!
大変遅くなりましたが、ご報告することがあります。
9/12(火)の南日本新聞の「We style」という紙面にて、自分にとっての“ギネス級漫画”を紹介する取材を受けました!!


私が紹介した漫画は、
『YAWARA!』(浦沢直樹著)、
『へうげもの』(山田芳裕著)、
『この世界の片隅に』(こうの史代著)
の3冊です。
紹介した漫画について少し書かせていただきますね。
1冊目『YAWARA!』は、「柔(やわら)」という名前の柔道の天才少女の成長を描いた漫画です。
柔道家の祖父の英才教育を受けて、柔道の天才として育った柔ですが、柔本人は柔道を嫌っていて普通の女の子になりたいと思っています。
しかし、度重なるオリンピックでの海外の強敵たちとの試合や柔道を通じてできた親友との出会いなどを経て、少しずつ柔道が好きになれていくというお話です。また、作者の演出がかなり上手で、柔の得意技である一本背負いがいつ炸裂するのかと読者も手に汗を握りながら試合を見ることができます。少し昔の漫画ですが、王道のエンタメという感じで今も面白く読むことができると思います。オススメです!
2冊目『へうげもの』は、戦国時代が舞台で、古田織部という武将が主人公の漫画です。
この漫画はちょっと変わっていて、「数寄」(芸道)がテーマになっています。
古田織部はその道の名人 千利休に弟子入りして、「数寄」の頂点を目指します。
戦国時代というと、戦ばかりの武骨なイメージでしたが、ちゃんと文化的なものも花開いていたということが分かる漫画です。
「へうげ(ひょうげ)る」とは、「おどける」「ふざける」の意味だそうで、それを戦国の世でも地でいこうとする主人公の行いを見るとつい笑ってしまいます。
ちなみにですが、鹿児島出身の歴史小説家 海音寺潮五郎の企画展「海音寺潮五郎の切捨御免!日本の歴史を点検する」が11/2(木)から、かごしま近代文学館で開催されます。その企画展に『へうげもの』の担当編集者さんがエッセイを寄稿されているそうです。→https://www.facebook.com/hyougemono55/posts/1655009544523773
海音寺潮五郎は、『へうげもの』の主人公 古田織部やその他の登場人物の数寄武将たちについても書いているとのことです。初めて知りました。
取材を受けた後にこのことを知り、思わぬつながりがあるのだなとビックリでした(笑)。
最後の3冊目『この世界の片隅に』は、去年映画化もされて話題になった漫画です。
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よろしくお願いいたします!!
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Posted by ブックセンターめいわ at 23:30│Comments(0)
│コミック
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