ブックセンターめいわ公式ブログ

こんにちは。中山店アルバイトのＳです。
本年初のブログ投稿になります。今年もよろしくお願い致します！

さて、昨年は、『シン・ゴジラ』や『君の名は。』など、日本映画が話題になることが多かった一年でしたね。
ベストテンを選ぶとしたら、どの映画がランクインするだろうかと気になっていましたところ、
昨日、第90回キネマ旬報ベスト・テンが発表されました。
→（http://www.oricon.co.jp/news/2084336/full/）

昨年の11月から上映が開始されたアニメーション映画、『この世界の片隅に』が邦画の1位に選ばれました！
アニメーション作品が1位に選ばれるのは、『となりのトトロ』以来の28年ぶりだそうです。

6年にも及ぶ製作期間、クラウドファンディングによる資金調達、映画の舞台になった広島と呉との連携、また、主人公の声を、のん（能年玲奈）さんが演じていることからも話題になっている映画です。

私も以前から気になっていた映画で、実は上映開始日に見に行きました(笑)。

戦時中の日常というか、生活を描いた作品ですが、あまり重苦しいものがなく、基本的には笑いながら鑑賞できる映画です。
しかし、呉の空襲や広島の原爆などもきちんと描いていていて、過酷な現実に直面した、主人公のすずが、どう生きようとし、何を選択するか、ということが丁寧に描かれています。

私は、映画を鑑賞した後、原作の漫画を読みました。
基本的には映画と同じストーリーですが、ある一人の登場人物が、映画の方ではだいぶ出ている場面が削られていることが判明して（おそらく映画の尺の都合だと思います）、原作を読んでようやく映画のあのシーンの意味はこういうことだったのか！と理解できたりしました。

ということで、映画と漫画（原作）セットで楽しんでいただきたい作品です！
もうおわかりかと思いますが、『この世界の片隅に』にドはまりしてしまったＳでございます…(笑)。
（本当はもっと書きたいですが自重いたします）

当店では、原作の漫画、映画の公式ガイドブック＆アートブックを、コミックの新刊コーナーの隣の、映像化作品のコーナーにて陳列しております。



また、ノベライズ版は文庫の映像化作品のコーナーにあります。




お買い求めの際はお立ち寄りくださいませ～。

ちなみに映画は、現在、天文館シネマパラダイスで上映しています。
また、2月にはガーデンズシネマ（マルヤガーデンズ７Ｆ）でも上映を予定しています。
ご興味あればぜひ鑑賞してみてください！