2017年05月06日
「書店員によるブックトーク」に出演しました!
ご無沙汰しております。
中山店アルバイトのSです。
GW真っただ中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は、5/4に かごしま近代文学館・メルヘン館で開催されたイベント、「書店員によるブックトーク」に出演して参りました。
店内にポスターを貼っていたのですが、ブログの方では告知しそびれてしまいました…。すみません。

さて、このイベントは、鹿児島県内の書店員4名が一堂に集い、オススメの本3冊を紹介するというものです。
私のほかには、
ジュンク堂 鹿児島店の臼井さん、
丸善 天文館店の重久さん、
金海堂 イオン国分隼人店の小濱さん、が出演されました。
事前に顔合わせという名の飲み会がありましたが、皆さん本への熱意に溢れた素敵な方々です。
今回紹介した本は、近代文学館の学芸員さんからお題をいただいて、それをもとにセレクトしました。
お題は、以下3つです。
①新生活を始める人にオススメする本
②背筋も凍る怖い本(ホラーでなくても可)
③私的2016年度本屋大賞
お題に沿うものを選ぶのはなかなか大変でした。
私は怖いものが苦手なのでホラーはぜんぜん読まないですし…。
あれこれ悩みながらなんとか選んだという感じです。
私が紹介したのはこの3冊です。
①『現実入門』穂村弘 光文社文庫
②『授乳』村田沙耶香 講談社文庫
③『読んでいない本について堂々と語る方法』ピエール・バイヤール ちくま学芸文庫
簡単にオススメするポイントを述べますね。
①の『現実入門』は、著者 穂村弘さんが「人生における経験値」が他の人よりも著しく低いということで、これまで経験したことがないこと(献血、合コン、はとバスツアーetc)を、美人な担当編集者とともに、やってみるという実録物のエッセイ本です。はじめてのことに直面するときに起こる感情を、繊細かつユーモアのある言葉で表現されています。新しい環境や新しい人間関係にすぐにはなじめないという方に特にオススメです。
②の『授乳』は、去年『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香さんのデビュー作です。「授乳」、「コイビト」、「御伽の部屋」の短編3作が収録されています。読み進めていくと、『授乳』という書名とは真逆に、「母性」や「恋愛」に抱いていた固定観念が壊れていきます。大変怖い短編集です。ありきたりなホラーでは物足りないという方にオススメです。
③の『読んでいない本についてと堂々と語る方法』は、フランスの大学教授が書いた本で、文学を研究している教授でも、本を隅から隅まで全部を読んでいる人は少ないと論じています。本を、途中で読むのを止めてしまったり、飛ばし読みをしたり、内容をほかの人から聞いたりするのはタブーだとされる風潮に著者は疑問を投げています。それよりは、本を読み込み過ぎないで、その本がどういう本なのかを自分で考えたりした方がクリエイティブだと語っています。買ったはいいけど読んでいないという本好き(私のことです笑)には、大変救われる本です。「読めない」ことに悩んでいる方に特にオススメしたいと思います。
以上のようなことを、ブックトークで話しました。
緊張してしまい上手く話せなかったところもあったので反省点もありましたが、
会場の席が埋まるほどのたくさんの方々が聞きにきてくださいましたし、普段接する機会がない他の書店員さんとも話をすることができて大変貴重な機会になりました。
イベントのアンケートを集計した結果、ブックトークは好評だったらしく、もしかしたらブックトークの第二弾を開催するかもしれませんと学芸員さんがおっしゃっていました。
他の書店員さんのトークが大変面白く私も聞き入りました。
ぜひ第二弾を開催してほしいと思います。
紹介した本も面白いのでご興味あればぜひ読んでみてください~。
中山店アルバイトのSです。
GW真っただ中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は、5/4に かごしま近代文学館・メルヘン館で開催されたイベント、「書店員によるブックトーク」に出演して参りました。
店内にポスターを貼っていたのですが、ブログの方では告知しそびれてしまいました…。すみません。

さて、このイベントは、鹿児島県内の書店員4名が一堂に集い、オススメの本3冊を紹介するというものです。
私のほかには、
ジュンク堂 鹿児島店の臼井さん、
丸善 天文館店の重久さん、
金海堂 イオン国分隼人店の小濱さん、が出演されました。
事前に顔合わせという名の飲み会がありましたが、皆さん本への熱意に溢れた素敵な方々です。
今回紹介した本は、近代文学館の学芸員さんからお題をいただいて、それをもとにセレクトしました。
お題は、以下3つです。
①新生活を始める人にオススメする本
②背筋も凍る怖い本(ホラーでなくても可)
③私的2016年度本屋大賞
お題に沿うものを選ぶのはなかなか大変でした。
私は怖いものが苦手なのでホラーはぜんぜん読まないですし…。
あれこれ悩みながらなんとか選んだという感じです。
私が紹介したのはこの3冊です。
①『現実入門』穂村弘 光文社文庫
②『授乳』村田沙耶香 講談社文庫
③『読んでいない本について堂々と語る方法』ピエール・バイヤール ちくま学芸文庫
簡単にオススメするポイントを述べますね。
①の『現実入門』は、著者 穂村弘さんが「人生における経験値」が他の人よりも著しく低いということで、これまで経験したことがないこと(献血、合コン、はとバスツアーetc)を、美人な担当編集者とともに、やってみるという実録物のエッセイ本です。はじめてのことに直面するときに起こる感情を、繊細かつユーモアのある言葉で表現されています。新しい環境や新しい人間関係にすぐにはなじめないという方に特にオススメです。
②の『授乳』は、去年『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香さんのデビュー作です。「授乳」、「コイビト」、「御伽の部屋」の短編3作が収録されています。読み進めていくと、『授乳』という書名とは真逆に、「母性」や「恋愛」に抱いていた固定観念が壊れていきます。大変怖い短編集です。ありきたりなホラーでは物足りないという方にオススメです。
③の『読んでいない本についてと堂々と語る方法』は、フランスの大学教授が書いた本で、文学を研究している教授でも、本を隅から隅まで全部を読んでいる人は少ないと論じています。本を、途中で読むのを止めてしまったり、飛ばし読みをしたり、内容をほかの人から聞いたりするのはタブーだとされる風潮に著者は疑問を投げています。それよりは、本を読み込み過ぎないで、その本がどういう本なのかを自分で考えたりした方がクリエイティブだと語っています。買ったはいいけど読んでいないという本好き(私のことです笑)には、大変救われる本です。「読めない」ことに悩んでいる方に特にオススメしたいと思います。
以上のようなことを、ブックトークで話しました。
緊張してしまい上手く話せなかったところもあったので反省点もありましたが、
会場の席が埋まるほどのたくさんの方々が聞きにきてくださいましたし、普段接する機会がない他の書店員さんとも話をすることができて大変貴重な機会になりました。
イベントのアンケートを集計した結果、ブックトークは好評だったらしく、もしかしたらブックトークの第二弾を開催するかもしれませんと学芸員さんがおっしゃっていました。
他の書店員さんのトークが大変面白く私も聞き入りました。
ぜひ第二弾を開催してほしいと思います。
紹介した本も面白いのでご興味あればぜひ読んでみてください~。
Posted by ブックセンターめいわ at 18:16│Comments(0)